つらつら日記

読んだ本の感想をつらつら書いていきます。

解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法

深さ、広さ、構造、時間の4つで解像度を上げる。

まずは深さから始める

 

→「分からないこと」をはっきりと言える状態にする。

→複数の「分からないこと」の中から相対的にとても重要な部分を特定する

→解決する意義を説明できるようにする

→仮説を立てて検証

 

解像度が高いときにはユニークな洞察が出てくる。出てこない場合は、だから何という反応になる。

 

顧客に課題がある時、顧客が課題解決に使っている代替品があり、どの部分に不満を抱えているか述べられるかで「広さ」があるか判断できる。

 

 

 

エンゼルバンク(5)

人が何かを表現するときそこには必ず裏の考えが潜んでいる

世の中で誰かが何かを強調している時その反対が本当は現実なんだよ

本当に良いものは具体的な表現になっている

 

 

大企業で働くことは、超豪華客船の乗組員になるようなもの。船が沈没する心配は少ないけれど、自分で行き先を決めることはできないし、船長の顔さえわからない。そして自分の頑張りに関係なく、船は一定のスピードで進んでいきます。

 

ベンチャーは小舟やボートのようなものです。いつ沈むかわかりませんし、実際に沈むかわかりませんし、実際に沈んでしまう船もたくさんあります。

ベンチャーという小舟が沈むかどうかは、自分の努力次第できまります。船の行き先を決めるのも自分なら、実際に船を動かすのも自分。

何事も自分次第っていうのは頑張りがいがあるなあ

 

紙の上では論理でものが進むけど、仕事は人間関係で進む

人間関係を円滑に出来る人が仕事で成功する

論理もないと多くの人は納得できなけどね

 

自分で問題を探し出して自分で解決策を立てる

それが仕事

与えられた仕事をうまくこなすだけで満足していては、まだまだだな

 

 

 

 

揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ

1章

 

「電気で動くもの」はほぼ100%、コンピュータが中に入っている

 

コンピュータは小型化してどこにでも存在し、かつ、高性能化してきた

 

コンピュータが動作する物理的な仕組み、電子回路の部分を「ハードウェア」

目的の機能をハードウェアを制御して実現する仕組み・手順を「ソフトウェア」

電子回路もハードウェアに含めるのか。

 

 

集積回路の材料であるシリコンは3つの点で良い材料である

  1. 地球上に豊富に存在する岩石の二酸化ケイ素から入手可能
  2. 絶縁体
  3. 微量の他の元素を加えると条件に応じて電気抵抗が変わる半導体の特徴をもつ

 

 

 

原子数個サイズのトランジスタでは、絶縁体を飛び越えて電流が流れるトンネル効果が無視できないほどの確率で起こってしまう。

 

3章

 

半導体には、流れる電流を担う電荷の種類によって2種類に分かれる

1. プラスの電荷、正孔が自由に動いて電流となるP型

2. マイナスの電荷、電子が自由に動いて電流となるN型

 

半導体材料には2つの構造がある。

1. N型-P型-N型 -> N型トランジスタ(nMOS)

2. P型-N型-P型 -> P型トランジスタ(pMOS)

 

図2

引用 https://edn.itmedia.co.jp/edn/articles/0903/10/news117.html

 

上記のような構造をMOS(Metal-Oxide-Semiconductor)トランジスタといい、

金属-絶縁体(酸化膜)-半導体材料の3層構造で形成される。

 

 

nMOSでは、

金属からゲートから高い電圧を加えるとP型からN型に変更し、N型でつながり、電流が流れる。

 

pMOSでは、

金属ゲートから低い電圧を加えるとN型からP型に変更し、P型でつながり、電流が流れる。

 

 

MOSトランジスタをつなげると論理回路となるが、組み合わせ数が膨大になっている。そこで、MOSトランジスタをつくるのといっしょに配線も作る、フォトソリグラフィという製造方法が活用されている。

 

 

この部屋から東京タワーは永遠に見えない

  • 3年4組のみんなへ

贈る言葉の形式で、先生が自分の過去を振り返り、よくある、しかし、物語で語られることのない現実の歩みについて振り返る。

先生は最終的に現実を受け入れ、自分を納得させ、それでも生きていく決意を固める。

 

 

こんな景色の田舎で同じような感情を抱いていた学生時代が思い出される。

他の人と自分は違うのだと思いたいが、現実がお前は多数の中の一人であることを嫌でも伝えてくる。

少なくても、親の世代から一歩でも前に進むことができたのか自問することが増えた。

 

 

 

 

 

エンゼルバンク(3)

仕事とは人間関係

トラブルが生じたときに誰に相談したらよいか知っていて、何人かの力を借りて解決する

このタイプは会社に長くいること、会社を熟知し、その力が発揮できている。

転職してもうまく行くとは限らない。

 

転職して一からまた人間関係を構築できる力があれば他の人の力を借りても良いのでは。すべてを一人でやるのは現実的ではないと思う。人間関係を構築する再現性があれば問題ないと思う。その再現性があるのか見極めるのは困難だが。

 

 

大きな成功を得るには”まとも”じゃないこと

世の中の人とは逆の発想をしなくてはならない

 

ここぞというときに思い切って反対側に向ける人間が常に勝つ

流行りものはお金は得やすいけど、競争も激しい。

一番になるには、他の人がやっていない部分を注目する前にやっていること。

 

 

エンゼルバンク(1)

人の価値は相場で決まる
自分と同じような人はいっぱいいる

自分の価値はどれくらいなのか常に評価

アウトプットしたものだけが他人から評価される
自分の武器を持っている人が少ない分野に行く

e.g. 英語ができるから英語の教師になるのでは、競合が多い。日本の製品を海外に売り出す営業として働く。

 

 

 

転職はリセットではない

すべてを満たすことはできないので、どこは我慢できるか、どこは重要視するか。
転職しても持ち点は変わらない。割り振りを変えるだけであることを考える。

 

 

 

すべてを満たすことはできないので、どこは我慢できるか、どこは重要視するか。
転職しても持ち点は変わらない。割り振りを変えるだけ。

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え

「上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え」を読んだ。

 

 この本を読んで印象に残った部分は、

 

みんなが常識だと思っていることは、主にテレビや映画などを通じて植え付けられた一つの価値観でしかない。 それは成功者の常識ではなく、一部の人間を成功者にするために植え付けられた消費者としての常識なんだ。

 

ブランドの服やバックを持ち、高級車に乗って、広い高級マンションに住む。そんな人が成功者として取り上げられる。

しかし、これが目指すべき目標なのだろうか。

 

もし人生すべてにおいて、おまえの望んだとおりのことしか起こらないとしたらどうだろう? どんなに大きな望みも、小さな望みも、すべてが思いどおりになる人生。 さぞかし楽しいだろうと思うかい? 答えは反対だ。 その人にとっては、すべてのことが当たり前になってしまう。

 

 見たことがない。どうなるかわからない。それでも何らかの結果がでる。

この瞬間がたまらないんだろうな。

 

 

人生には限りがあること、その日はいつやってきてもおかしくない。

 

毎日朝目覚めることができる。あと何日こんな日を過ごすことができるのだろうか。

ある日突然日常は消え去る。1日たりとも無駄にはできない。